ハイアットの新しいブランド「Hyatt Studios」が誕生

ハイアットは新しいブランド「ハイアットスタジオ」を発表しました。
ハイアットスタジオは、アメリカ大陸において、ハイアットブランドが強くない新しい場所や市場において、中級以上の宿泊施設を提供することを目的としています。
ハイアットによると、ハイアットスタジオブランドは、ホテルの市場や客層に応じて、長期滞在型と短期滞在型の両方のレジャーやビジネス客に対応し、開発者のニーズに柔軟に対応できるよう設計されています。
ハイアットスタジオは2023年に着工、100軒以上とする予定で、2024年に最初のホテルがオープンする予定です。
新しいホテルブランドについて、少し深掘りしてみます。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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ハイアットスタジオのコンセプト
ハイアットスタジオの客室は、キッチン設備を備えたスイートルームを提供し、長期間の外出でも快適に過ごせるようにするともののようです。
また、全客室のキッチンには多機能電子レンジを設置する予定です。
ハイアットスタジオのロビーには、無料のグラブアンドゴー・ブレックファストや、様々なオプションを取り揃えたクラス最高の24時間営業のマーケットが設置される予定です。
ハイアットスタジオはハイアットプレイス、ハイアットハウス、キャプションホテルと同じ広いカテゴリーになる予定です。
ハイアットスタジオはまず、アメリカ国内の小規模な市場に投入される予定です。
世界的なホテルチェーンは、ほとんどの場合、ホテルを所有しているわけではなく、ホテルの運営やフランチャイズ契約を結んでいます。
新しいブランドをたくさん作るのは、投資家にアピールする材料にするためです。
なので、新しいホテルブランドに関しても、革新的なものはほとんどないどころか、各メジャーホテルブランドが同じようなコンセプトを何度も導入しているようにも思えます。
まとめ
ハイアットの公式発表はこちらです。
https://newsroom.hyatt.com/news-releases?item=124362
今回の新しいブランドは、既存のハイアットハウスの高級版、といったイメージでしょうか。
IHGでいう、StayBridge Suitesあたりの位置付けかと思います。
確かに長期滞在するホテルにキッチンや洗濯機があると嬉しいですが、日本人にはあまり長期滞在、という文化がないので日本にやって来るのはだいぶ後かな、とも思います。
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