ヒルトンの「ロールオーバー・ナイト」をステータス維持に最大限活用する方法

日本でもステータスホルダーが多いであろうヒルトン。
中くらいのステータスであるゴールドメンバーでも朝食が無料になるなど、根強い人気があるホテルチェーンです。
そのヒルトンのステータスを効果的に維持するために、プログラム内のルールである
ロールオーバー・ナイト
を知り、有効活用しましょう、という提案です。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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まずはステータス獲得のおさらい
まずは、ヒルトンのステータス一覧と必要な滞在数・泊数を紹介します。
Silver(価値なし) : 4滞在または10泊
Gold(まあまあ) : 20滞在または40泊
Diamond(良い!) : 30滞在または60泊
やっぱり、ゴールド以上のステータスは維持したいところですね。
ロールオーバー・ナイトはどうやって獲得するのか
そして、今回紹介するロールオーバー・ナイトについてですが、2018年にヒルトンのポイントプログラムルール変更があり、その内容を過去記事でまとめているのでこちらをご覧ください。
ロールオーバー・ナイトの活用例
ではどうやってロールオーバー・ナイトを活用するか、ですが、例えばあなたが今年ヒルトンゴールドメンバーで、39泊で止まってしまったとします。
これでは次の年の4月以降、ゴールドステータスには届きません。
ですが、もしこの泊数をそのまま放置して年を越えても3月いっぱいはゴールドメンバーでいることができます。
更に、ロールオーバー・ナイトの29泊が繰り越されます。
つまり、3月までに11泊を済ませれば、晴れて40泊達成となり、その年と翌年、翌々年の3月までゴールドメンバーでいられます。
もし1月から3月までの間に料金が安いホテルに集中して予約を入れれば、コストを抑えてステータスを維持することもできるでしょう。
そして、更に20泊追加で宿泊できれば、ダイヤモンドメンバーへも手が届きます。
まとめ
この考え方は全日空(NH)や日本航空(JL)のステータス維持と同じ考えです。
NH/JL共にステータスは翌々年の3月まで有効なので、1月から3月の間に集中して飛行機に搭乗してステータスを維持することもできる訳ですね。
ただ、注意しなければいけないのは、この方法を採った場合、「〇〇年連続ステータス保持」という対象からは外れてしまうので追加の特典はもらえないものがあります。
日本においては、三井住友VISAゴールド/プラチナカードがあるので保有していればステータス維持は比較的用意なのですが、カードの特典がなくなった時にさぁどうしよう、となった時にこういう形で維持する方法もある、という感じで頭の隅に置いておいていただければと思います。
実は自分は0泊でダイヤモンドになっているのですが、その秘密はこちらに隠されています。
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