ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のエコノミークラスの食事が改善

ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のエコノミークラスには名前が2つあって、
・ユーロトラベラー(Euro Traveller) : ヨーロッパ内など近距離フライトのエコノミークラス
・ワールドトラベラー(World Traveller) : 長距離の国際線エコノミークラス
と名前が分かれています。
それぞれ機内食の形態が異なっていて、
・ユーロトラベラー(Euro Traveller) : 機内で軽食を購入(有料)
・ワールドトラベラー(World Traveller) : 運賃に含まれている(無料)
となっています。
今回、この2つの食事内容が改善されることにあったので、「イギリス料理」で有名な国のフラグシップキャリアがどのように食事を改善するのか気になり、調べてみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke / プリドー安斎亮介)です。
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改善内容
今回の機内食の改善で変更(長距離)となった主な項目です。
・搭乗時、ウェルカムドリンクとプレッツェルの提供
・ボトルのミネラルウォーター付きの、4品の機内食
・方面によって異なるメニューの展開
・Magnumのアイスクリーム
・チョコレートとポテトチップスの提供
・温かい朝食(1晩を機内で過ごす長距離フライトの場合)
・Grazeのスナック(長距離フライトの場合)
・バーでのフリードリンク
メニューは2018/1/17搭乗分から変更となり、6ヶ月ごとにメニューが変わるそうです。
ちょっと本気を出してきましたね。
食事を選べるサービスは、ロンドンヒースロー(LHR)発の世界中のフライトで適用されます。
もちろん、東京(HND/NRT)も含まれています。
今までの食事は・・・
では、改善前はどうだったのかというと、機内で購入する場合の食事は以前の記事でまとめていました。
BAライフタイム・ゴールドメンバーシップへの道#18(NCE – X/LHR – LBA)
近距離で購入できる機内食(M&Sの食品)は去年新調されたばかりなので、こちらはしばらく変更にはならないでしょう。
まとめ
世界の航空会社が機内食の質を少しずつ落としているのをよそ目に、BAは機内食を改善してきました。
世の中の流れに逆行することで、差別化を図ろうということなんでしょうか。
今度自分がBA修行でBAに搭乗する際は、新しい食事が出揃っていることでしょう。
今度の搭乗でどう変わったのか、しっかりレポートしたいと思います 🙂
COMMENTS & TRACKBACKS
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飛行機会社は「温かい食事」に囚われていると思う。おそらく米国の文化が支配的なのだろう。(米国の友人によると,伝統的には,学校の給食を皆で同じ場所で食べるのに,food stampの家庭の子供はcold meal,一般はhot mealだそうだ。最近はその種の露骨な差別は減ってきたそうだが。)中華圏も温かい食事に大きな価値を置くようだ。英国はどうですか?
でも,JALやANAも含め,「温かい食事」は呆れるほど不味いことが多い。JALやANAのビジネスクラスの機内食でも,前菜の冷製はかなり美味いのに,メインの温かい皿は駄目なことが非常に多い。それに対して,偶にデルタの太平洋線で出てくる(常に出てくるとは限らない)「冷たい」ランチバッグは結構美味い。暖かいランチバックは屑(全くの屑)だけど。 https://goo.gl/Jif5qv
JALは経営破綻後,一時,弁当という名のcold mealを出していたけど,かなり美味かった。日本発の主張として,温かい食事より弁当を押し出して欲しい。そういうリスクを取ることはなさそうだけど。
BAのcold mealはM&Sなので、美味しかったですよ 🙂
JLのビジネスクラスに先日塔乗しましたが、確かに魚料理はちょっと味付けがしょっぱかったような・・・。ますます、BAの機内食には期待しちゃいますね 🙂