カタール航空(QR)が長いオークランド(AKL)路線を復活させます

数年間運休していたカタール航空(QR)が、最長のフライトを復活させることになりました。
一時期は世界最長のフライトでしたが、再開されれば世界3位の長さになります(2023年5月現在)。
詳細を見てみましょう。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
かつての世界最長路線が復活
QRは2023/9/1より、ドーハ(DOH) – オークランド(AKL)間の直行便の運航を再開する予定です。
QR920 DOH -> AKL 午前1時50分発 午前2時45分着(+1)
QR921 AKL -> DOH 午後3時00分発 午後11時15分着
9,033マイルのフライトは、東行き15時間55分、西行き17時間15分です。
この路線は、327席を備えたエアバス A350-1000で運航されます。
ビジネスクラス46席、エコノミークラス281席です。
Qsuitesビジネスクラスが搭載されている機材なので、QSuiteをより長い間楽しめますね。
現在の世界最長路線
この路線は2017年2月に就航し、当時は世界最長のフライトでした。
2023年5月時点では、シンガポール航空(SQ)のシンガポール(SIN)とニューヨーク(JFK)、SIN – ニューアーク(EWR)の路線に次いで、世界で3番目に長いフライトとなります。
DOH – AKLのフライトは、カンタス航空(QF)のパース(PER) – ロンドン(LHR)間の路線より約20マイル長いです。
この便は予約が可能になったため、特典席も用意されており、空席状況はビジネスクラスも含め、まあまああります。
QRは2020年や2021年、他社に比べてかなり多くの運航を行っていましたが、ニュージーランドが国境を閉鎖したことを考慮し、2020年にオークランド便を減便しました。
残念ながら、国境が再開されても、この直行便は再開されませんでした。
これは、QRとエアバス社の間に存在した紛争(解決済)を考えると、利用可能な航空機が不足していたためと推測されます。
カタール航空は現在、A350を再び運航しており、この路線を運航するための機材が再び揃ったものと思われます。
現在、QRはAKLに就航していますが、それはアデレード(ADL)行きの便の経由便での運航となっています。
直行便が再開されると、ADL – AKL間の以遠権フライトは廃止される予定です。
メルボルン(MEL)からの以遠権フライトとして、引き続き1日2便アデレードに就航します。
エミレーツ航空(EK)もドバイ(DXB)からAKLまで直行便を運航しており、こちらはQRに比べて少しだけ短いルートですが、エアバスA380で運航しています。
まとめ
19時間も搭乗しているのはなかなか大変だと思います。
特にエコノミークラスだと、体調にも氣を付けつつのフライトとなるため、色々配慮が必要となりそうです。
一度は搭乗してみたいフライトですね。
TYO – DOH – AKL
のフライトが表示されるような航空会社があるか、チェックしてみたいと思います。
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