ヴァージン・アトランティック航空(VS)の新しい路線はテルアビブ(TLV)!

2019年3月31日、ヴァージン・アトランティック航空(VS)がドバイ路線を運休します。
ヴァージン・アトランティック航空(VS)のロンドン(LHR) – ドバイ(DXB)路線が2019/3/31に終了・・・。
DXB線終了に伴い機材が余ることになる訳ですが、その機材の使われ方がどうなるのか気になっていました。
ですが、ここに来て新しい就航路線がわかりました。
それは、テルアビブ(TLV)。
イスラエルです。
何でイスラエルなのか?背景とともに探ってみたいと思います。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
なぜイスラエルなのか
今回VSがTLVに就航した背景には、アメリカからの渡航客を見込んでの決定があるようです。
ご存知の通り、VSはデルタ航空(DL)と強力な提携を行っていますが、アメリカ各地からロンドンヒースロー(LHR)乗り継ぎでTLVへ、というフライトがスムーズに行われるよう時刻も調整されるようです。
イスラエルという国は政治的には色々と複雑な感じですが、テルアビブには優れたIT企業が数多くあり、またダイヤモンドの一大集積地となっているのでビジネス的にも重要な場所のようです。
ロンドン – テルアビブの直行便を運航しているのは今のところブリティッシュ・エアウェイズ(BA)とイスラエルの航空会社エル・アル航空(LY)で、エミレーツ航空(EK)やエティハド航空(EY)などの中東系航空会社は就航していません。
PARはイスラエルへ行くのか
各航空会社の新規就航路線、特にVSが新規で就航する路線にはできるだけ搭乗してみたいと思っているので早速予約!と思ったのですが、今回の就航先はイスラエル。
以前から、
パスポートにイスラエルの入国スタンプがあると中東の国々へ入国できなくなる
ということを聞いていたので、とても迷っています。
イスラエルのスタンプがあると、イラク、レバノン、リビア、サウジアラビア、スーダン、シリア、イエメン、ソマリアといった国々で入国を拒否されることがあるようです。
また、マレーシアやシンガポールなどのイスラム国では、イスラエルに入国したことのある人を極端に警戒するようで、自分はUAEにもちょこちょこ行くので入国の際に影響が出るんじゃないかと怯えています。
どうやら、スタンプを押されなくても済むようにする方法もあるようですが、どうも二の足を踏んでしまいます。
TLVで何か用事があるわけでもないので、別切りで航空券を購入して入国せずにそのままどこかへ行ってしまえばスタンプを押されることはないんでしょうが、万が一入国してチェックインし直さなければいけない、となった場合にはとても厄介です。
日本からTLVへの直行便はありませんが、大韓航空(KE)で仁川(ICN)から行くことができます。
ちなみに、テルアビブにはヒルトンやIHGグループ、マリオットグループのホテルがありますがどこも軒並み高いです。
まとめ
LHR – TLV線は2019/9/25に運航開始で、VS公式サイトで2019/2/25から予約が可能です。
本当のVS好きなら、就航日のフライトに搭乗するのは当然なんでしょうが、なにせ行き先がイスラエル。
VS愛を貫くか、中東への出入りをとるか。
うーん・・・。
COMMENTS & TRACKBACKS
- Comments ( 2 )
- Trackbacks ( 0 )
いつも楽しく拝見させて頂いております。
今はスタンプではなくビザカード発行されますよ。
香港のイミグレのスリップみたいな感じの物ですね。
中東系のキャリアはMSとRJ以外はイスラエル就航してないのでVSのTLV便はDXB便より搭乗率アップしそうですね!
ハイアットが無いのが残念ですが。
コメントありがとうございます。
スタンプは、今はないんですね!
実はスタンプ以前に「妻の許しを得る」という壁があります^^;
この大きな壁を越えれば、TLVはすぐそこなんですが・・・。