エアバス機材をリサイクルした家具のオンラインショップ「A Piece of Sky」

一つの飛行機が製造されて退役となった後はスクラップされてその「一生」を終えることになりますが、エアバスは最近、スクラップされた飛行機で使われていた部品などを再利用して家具として生まれ変わらせ、販売するサイトを開設しました。
ちょっと気になったので、紹介したいと思います。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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サイトの名前は「A Piece of Sky」
新しく誕生したのは
A Piece of Sky
というサイトで、フランス・トゥールーズにあるエアバス社のLeadership Universityが立ち上げました。
サイト上では既にオンライン販売が行われていますが、配送は2020年1月から順次発送されるようです。
ただ、一つ一つの家具はちょっとお高め。
サイト上で販売されている、A320の窓を再利用したこんなテーブルが、€830します。
他の商品も軒並み高価格。
デザイン料がだいぶ上乗せされている気がしますが、元々はゴミとなる予定だったもの。
これらの商品の開発・販売は、エアバスの会社方針である「持続可能性」に基づいた試みとなっていますが、商品を売る際、「ブランディング」がいかに大事かを知らされるような価格設定となっています。
他にも、温度計付きの鏡付きテーブルや、A350の座席を利用した椅子なども高額で販売されています。
まとめ
自社で利用されていた製品のリユース・リデザインはエアバスだけではなくデルタ航空(DL)なんかも実施をしています。
以前使用されていた制服や座席をトラベルグッズとして再利用して販売したりしています。
https://www.looptworks.com/collections/delta
以前、機材を利用してキーホルダーを作成して販売しているサイトがあることをお伝えしましたが、
スーツケースにエールフランス(AF)の機材でできたタグを付け、共に旅をしてみませんか?
こういうのは、航空機マニアにはたまらないですよね。
一見価値のなさそうなものを再利用して付加価値をつけて販売する。
確かに高いですが、自分のようなマニアックな人間にとっては欲しいものがいくつかありました 🙂
ただ高いものを販売するだけではない、勉強になるサイトでした。